こころを休める
予定をひとつ減らす日があっていい。こころを休める小さな工夫
仕事、家のこと、誰かのための用事。毎日をこなすうちに、自分の気持ちが後回しになることもあります。そんな日は「元気になるための予定」を増やす前に、今抱えているものを少しだけ整理してみませんか。ここで紹介する工夫は、編集部からの提案です。できることは、日によって違って構いません。
今日の用事を、三つに分けてみる
紙があれば、今日の用事を「今日必要」「日を変えられる」「誰かに頼める」に分けてみましょう。すべてを書き出さなくても、気になっている一つだけで十分です。
- 今日必要:優先する用事を一つ決める。
- 日を変えられる:急がない片付けや買い物を別の日にする。
- 誰かに頼める:家事の一部や確認作業を相談する。
休む時間に成果はいりません。音楽を聴く、何もせず座るなど、自分が負担に感じない過ごし方を選びましょう。
「どうしてほしいか」を短く伝える
うまく説明できないときは、「今日は話を聞いてほしい」「この用事を手伝ってほしい」のように、必要な助けを一つ伝えてみる方法があります。話す相手は、家族に限りません。
厚生労働省「こころの耳」は、対処しきれないストレスに対して周囲の協力を得ることや、信頼できる人・専門家に相談することを紹介しています。職場の負担なら上司や産業保健スタッフ、心身の不調なら医療の専門家など、困りごとに合う相手を選びましょう。こころの耳:ストレスへの対処
楽しめない、眠れない状態が続くときは
気分の落ち込み、これまでの楽しみを楽しめない、眠りや食欲の変化などが続いたり、仕事や家事に支障があったりするときは、セルフケアだけで抱えず相談してください。「まだ我慢できるか」で判断する必要はありません。こころの耳:うつ病の主な症状と原因
相談先を決めにくい場合は、厚生労働省「まもろうよ こころ」で、電話やSNSなどの方法から探せます。相談窓口ごとの受付時間や対象も確認できます。
死にたい、消えたいほどつらいときは、ひとりで抱えず、上の相談窓口や身近な人に今の気持ちを伝えてください。今すぐ自分を傷つけそうなど、安全を保てないときは119番へ連絡してください。
よくある疑問
休みの日も趣味を楽しめません。何か始めた方がいい?
楽しむことを義務にしなくて大丈夫です。楽しめない状態や不調が続く、生活に支障があるときは、無理に活動を増やす前に医療機関や相談窓口へ話してみてください。