好きなことを探す
「好き」がまだなくても大丈夫。今の暮らしに合う趣味の見つけ方
趣味を探すとき、最初から「一生続けるもの」を決めなくても構いません。今の生活で使える時間、ひとりで過ごしたいか誰かと楽しみたいか、試せる予算。この三つから、今週だけの小さな候補を選んでみましょう。以下は編集部からの楽しみ方の提案です。
時間と過ごし方から、最初の一回を選ぶ
| 過ごし方 | 試してみること | 準備の目安 |
|---|---|---|
| 10分・ひとり | 本を数ページ読む、好きな曲を一曲聴く、マグカップを描く | 家にあるものから |
| 30分・ひとり | スマホで「今日の色」を三枚撮る、図書館で普段行かない棚を見る | 身近な場所から |
| 30分・誰かと | 同じお菓子を味わって感想を話す、近所を短く散歩する | 予算は自分で決める |
| 半日くらい | 地域施設の単発講座、初めての料理を一品作る | 参加費・材料費を先に確認 |
時間は目安です。体調や天気にも合わせ、途中で終えて構いません。外へ出るのがおっくうな日は、案内を眺めるだけでも。
道具を買う前に、三つの候補を書く
「昔好きだったこと」「少し気になっていること」「準備が少なくて済むこと」を、一つずつ思い浮かべます。その中で、今いちばん試しやすいものを選びましょう。
絵なら手元の紙とペン、読書なら手持ちの本や図書館から。教室が気になる場合は、見学や単発体験の有無、持ち物、参加費、キャンセル条件を確認します。継続の申し込みは、一度試してから考えても遅くありません。
続けるかどうかは、試したあとで
終わったら、「またやりたい」「別の方法なら楽しめそう」「今回はここまで」のどれに近いか考えてみます。上手にできたかより、過ごした時間が自分に合ったかを目安にしましょう。
厚生労働省「こころの耳」は、興味や関心のあることを楽しめることを、食事や睡眠と並ぶ生活の要素として紹介しています。ただし、趣味が病気を防いだり治したりするという意味ではありません。こころの耳:ストレス対処法としての生活習慣
何も楽しめない状態や不調が続く場合は、楽しみを増やすことを課題にせず、休息と相談についての案内も読んでみてください。
よくある疑問
飽きっぽくて、続かないのですが。
続けることだけが趣味の目的ではありません。季節ごとに変えたり、一回の体験を楽しんだりする方法もあります。最初は大きな出費や長期契約をせず、気軽に試せる形を選びましょう。